APERS

『 Split-BOYS NEXT DOOR 』 (NON CE NE) 7inch
 チキチキMANGESとGAREGyでロックンロールなBOYz NEX DOORとの95年のItalian spilits split!
 何を隠そう当時のBoyzNexDoorは結構サマーテイストやラモ−ンテイストが強くって、「Joey goes Surfin」、「GabbaGabbaHey」って曲なんかあるんですよ。これが結構よくって、単細胞な僕はこのままのサウンドでいた方が好きだった気がします。ちなみに革ジャン着ています。
 で、肝心のMANGESは何と、現Peaweesのリーゼントで男前HERVEがいるじゃないですか〜!尚、4曲収録されていますが、シングルコンピにも1曲「Do my stuff」が収録されています。
 未収録曲にあたる3曲の完成度は次の作品ほど高くはないですが、あえて「I don't wanna be Alone」なんかマジ部屋に一人ぼっちにされた時の気持ちになり「懐かしい淋しさと、ちょびっと切なさ」を胸いっぱいにまります。
 いや〜、ほんと、シンプルでいておくが深く良い曲。
『 I was a Teenage Rocker!! 』 (Kraktoa) 7inch
 HERVEがPEAWEESに去って3人組に…96年リリースの6曲入り!コンピ未収録が4曲とMANGES好きにはヨダレ物の嬉しい一枚。
 曲はスピーディな展開の中にバッチリ決まったコーラスワーク…ショボさの中に、極上のPOPソング。早くも60'sPOPとRAMONEパンクが交錯するノリノリなMANGESスタイル炸裂で心温まるやはりMANGESな一枚。
『 Split-Egg Ebb 』 (TAVERNA DISCHI) 7inch
 97年リリース。イタリアンPOPPUNK対決。EGGEBBはスピーディでドタバタ感があるRAMONE〜POPPUNKとなっております。アルバム未収録3曲です。
 そして、MANGES!収録曲3曲コンピ未収が2曲となっております。おやおや…MANGESスピードアップ!ノリノリ感も更にアップ!ここにきて極上…永遠の名曲『OH MARY♪』これぞMANGES節な名曲はここに収録されてるのです。
 また、『My only friend is DeeDee Ramone』なんてスコスコしたビートの曲も収録されております…なんと言っても『OH MARY♪』に尽きますね!!
『 MANGES 』 (PANIC) 7inch
 97年4曲入りのリリース。おなじみPANICレコ-ズ。ここにきて4曲とも初期プレス『Rocket to you』には収録されているなんとも言いがたい名盤!!
 それにしても裏ジャケはこの手のバンドらしくダサいの何ので…音がめちゃくちゃかっこいいので最高です(笑)
また、メンバー御揃いのシマシマボーダーシャツがステキ。俺も良くボーダーシャツ着て学校やバイトに行っていたんですけど、友達に会うたびに『それしか持っていないの?』ときつい一言。多分一部では馬鹿にされています。
 音の方は内股が似合う3コードと8ビートが基盤で、初期の音なのでSonic Iguanaを彷彿させる分厚い感じは無いけど、曲によっては心地良い粗さによって分厚さを感じさせる所が随所にある。例えるとエレキテルとカミソリをたした感じ。と言っても電気カミソリじゃありません。T字のカミソリに無理やりエレキテルを通した感じです。『BREAK UP YOUR RADIO』  
 スピードの方は、さほど速くは無く『スコスコ』2ビートはほとんど無いけれど、8ビートでノリがメチャメチャあって疾走感もあり、どうしてこんなにPOPな曲が作れるの?って聞きたくなります。
 歌の方は激ポップ、そんでもってコーラスもなんじゃコリャ〜!!ってぐらい良くて、かなり歌いまくってます。 

 特に『TEENANGEL』はぼくの中でもMANGESベスト5曲に軽くランクインな一曲ですね。
『 Split-RAGGITY ANNE 』 (SAUCER WAX&SPEED WAX) 7inch
 98年リリースUKのPOPPUNKER、RAGGITY ANNEとのスプリット。
 MANGESは安定した8ビート展開の2曲収録。特に2曲目の『MELISSA is a Rockabilly Rebel』が弾けんばかりにカッコよすぎ!!やっぱり音は良くなったなぁ〜な一枚。
『 ALL GOOD CRETINS GO TO HEAVEN 』 (BOOZE) 7inch
 98年リリース単独シングル。3曲入り未収録2曲。
『Only cool girl in lanbroke grove』もシングル集のFASTバージョンとは別のテイクなのでちょっとショボめだけど、かっこいい。
 また、他の2曲は95〜96年頃のMANGESを髣髴させるような疾走感バツグンな展開となっております。
 それにしても楽器の構える位置が低いなぁ…
『 CLEAN CUT KIDS 』 (HANG OVER) 7inch
 99年リリース。4曲入り…改めて聴いてみると、上記の97年頃の初期作品に炸裂するようなオリジナリティやドキドキ感は減ってきましたが…安定した8ビートで割と2NDアルバムに通じていくMANGESシングルとなっております。音圧はかなり厚みをましてきた感じがしますね。
『 MANDY/BREAKDOWN 』 (608 KISSES) 7inch
2000リリース。おや?アメリカリリース!
ジャケットのロゴの配色のブルーにレトロなPOPアートを感じる今日この頃…シングル集でもおなじみの曲から未収録曲まで疾走感あふれる8ビートで突っ走る2曲。
『 ROCKET TO YOU !』  CD (STRIPED)
 イタリアLAS PEZIAのアルパチーノ率いるマンジズ。これは初期(上記)の7インチなどを集めた21曲入り編集盤。まず、本作はマンジズを聴いた事の無い人にはオススメ!!
 初期マンジズと言ったらナンと言っても60'sPOPとRAMONEパンクが交錯するオリジナリティ全快のRAMONEパンクサウンド。
 
でこのジャケットには現在抜けてしまっていないギターのMAXがいます。  
 インナーにはLAS PEZIAのお友達、STINKING POLECATSやPEAWEESなんかのメンバー達が写っている写真やDISCOGRAPHがあります。
  やはりこの手のバンドは影響やスタイルが故に、比較の対象がQUEERSやWEASEL先生とされてしまうのは仕方ないんですけど、偉大なる先生方の教えを受けている多くのバンドの中でも群を抜いてるよ〜。粋が違います。
 とにかくイタリアの90年代バンドはヤバイですね。大好き〜!オススメです。ジャケット違いの再発盤と収録曲が違うのですが、こちらが断然いいっ!!!
『 Split-MCRACKINS 』 (AMP) CD
 カナダのお馴染みMcrackinsとミレ二アムスプリットリリース。MANGESは9曲入り…この作品は最近のMANGESは今までに無かったような哀愁のあるメロディとじっくりとしたミドルテンポの曲が多くなってきた感じがします。初期のコーラスワークも減ってきて個人的には少し淋しい感じもしますが…『Do the looser』、『In my Head』とかまだまだノリノリな曲もあるのです。
 Backing vocalでStinking Polecatsのlucaとsimoneが参加している模様です。
『 The MANGES `R GOOD ENOUGH 』 (Stardumb) CD
 年長者MAXが抜けてANDREA、MASSIMO、MANUELのオリジナルメンバー3人に戻った訳ですが…2001年リリースのアルバム。いや〜STARDUMBからリリースされただけあって、音質音圧はなかなかいいじゃありませんか〜。ところがドッコイ、初期作品編集版『ROCKET to YOU』と比べちゃうと若干一本拍子。悪い例えだとアメリカっぽいね(笑)
 ただ、『BLAME GAME』、絶品『I'll take you to hawaii』とかの疾走する8ビートでノリがあってかっこいい曲もあるのですよ。ハットの音もチキチキしてるよ。
 また、豪華ゲスト陣が凄い。VACANT LOTのMIKEにQUEERSのJOE…
 個人として初期のMANGESのオリジナリティにぶっとんでもらいたいので編集版が未聴の方はぜひ『ROCKET to YOU』を♪

RECORD STUDY