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LOS NIKIS 『 Mi chica se ha ido a Benidorm 』  CD (Warner Music)
 以前、僕が某サイトの主席に工作員としてフィンランドに派遣された際…(笑)任務を無視しスペインのRAMONEパンク調べていたところ、結構教えてくれる事が多かったこのバンド。
 このLOS NIKISというバンドは80年代のスペインのバンドで『KILLED by DEATH』シリーズにも収録されている模様です。
 リリースも結構多くて、で本作は95年に出た編集盤(Made in Germanyの22曲入)であります。Warnerと言う事はかなり有名なんでしょうかね!?また、ジャケットもどこと無く海を感じさせられるのは僕だけでしょうか!?
 実際、聴いてみてRAMONESの影響も感じるのですが、BARRACUDASっぽさも感じられます。 しかし、やはり80年代のバンドだけあって最近のRAMONE PUNKやPOP PUNKの感覚が主なPOPPUNK愛好者には音やスピードの面で少しショボく物足りなく感じるかもしれません。まあ、全ての曲が良いとは言えませんが僕は今聴いても新鮮でたまりません。
 ボーカルの声も素朴な感じでアクが無く、コーラスも程よい感じです。 何を隠そうスペイン語で歌っていますよ(嬉)。 
 バンドの奏でる音もスピード感という点では無しに等しいですが、コーラスを含め『ロ〜ロ〜ロ、ロ〜ロ』と意味不明であります。僕の耳は1番、16番が好きです。
 このバンドを聴くと、僕の抽象的なPOWER POPの感覚も刺激される様に感じました。また、最近は98年頃にリリースがあると思われます。 また、そちら同様にラモーンズのマークを使っているという点でも気になってしまうバンドであります。年代を考えたり、現在のスペインのPOPPUNKバンドに与えた影響を考えると凄いバンドだとおれは思います。(03/July)

RECORD STUDY