APERS

『 HEJA GRABBAR -EP 』 7inch
 KLAMYDIAの3人時代の89年に出たらしい1stシングル。LTD438って聞いたことがあるのですが本当でしょうか!? この7インチのKLAMYDIAはS★Pのゆうきさんが言うように本当にチープなRAMONESサウンドです。ショボショボなギター音にべスクのやる気の無い投げやりなボーカルが特徴的です。 
 このKLAMYDIAの人達が関係するバンドらしいMIERENHIRIOというバンドの気になります。 が、俺は探しません(笑)
 当時のメンバーはVESKU(Vo、Gu) ARTO(Ba) KAPE(Dr)です、こんなの気になる人いないでしょう(笑) (03/June)
『 ....JA TAUTI LEVIAA OSA U 』7inch
 こちらは89年に出た2ndシングルです。1stとメンバーは変わっていないものの、名曲はこの頃から生まれてきました。ライブ盤でもおなじみのあの曲この曲が入っているのですが…やはり初期シングルだけあってしょぼく一本拍子な感じです。
  歌としては『LAUVANTAINA』、『MEXICO-ROCK』が良いです。まだまだ、進化するKLAMYDIA!!(03/June)
『 KEPPI KEIPPI 』7inch
 こちらも89年(!?)の大名盤3rdシングル。 ここに来てドラムがRIKUが入っています。このRIKUって奴が本当に信じられない面をしています(笑)。こいつが後期になるに連れて派手さを増す危険人物…DEEP IMPACT(笑)今も尚、活動中のKLAMYDIAですが(笑)、こいつは未だ健在です。
 この頃になると、前作に比べ演奏もべスクの歌もダイナミックさが出てきます。音も前作を遥かに超えるほど分厚くってきます。この辺から俺のラモーンパンクの感覚が込上げてきます。
 それにFINNISH FOLK SONGのような民謡…涙腺刺激の大名曲『KLAMYDIA SONG』はギターのアルペジオ奏法もやっていて(違う!?)切ないメロディーが胸に染みます。また3曲目のこれまた名曲『メタマラトゥーナリ』はこれ一曲でジオング撃沈ですよ(拳)!「ウルヘイイヤマー〜ヤンマヤー」とアホ過ぎて俺は首を縦に降ってノリノリです。
 このシングルが俺は一番好きです。(03/June)
『SPLIT-EP』 with DIE SCHWARZEN SCHAFE 7inch
これはドイツのDSSとのスプリット。リリースは89〜90でしょうかね。 しかし、俺の推測では、録音は89年頃でしょうか(嘘かも)!? ドラムがRIKUでは無くKAPEと記されている点から3rd以前の録音ではないのでしょうか!?どうでも良いけど(笑)。
 中身の音のほうは1曲目『ELAINKUNNNAN ONFELMAT』は本当に名曲でKLAMYDIA SONGばりにフィンランドのFOLK MELODIを感じます。また、5曲
目はKLAMYDIA SONGをロック(?)にして再録したものですね。
 ジャケットが本当に気持ち悪くって日本人の感覚を遥かに超越しています(笑)。と、どこかできいたな。(03/June)
KLAMYDIA 『 CEEDEE(ALPEE) 』  CD KRAKLUND(FREE ANIMALS)
 フィンランドの頑張り屋さんKLAMYDIAの3人時代の89年リリースの1stアルバム。LPはFree Animalsからタイトルが『ALPEE(LP)』です。
 中身の収録曲はCEEDEE(CD)の方が2曲ほど多い22曲収録ですが、どっちでも良いです(笑)。
 このアルバムは何といっても1曲目の『Miehet Matkalla』が疾走感があってアルバム代表曲だね。
 今作の音質は初期シングルよりはショボサもチョッピリ解消されたかな。 曲は正常な人には理解不能な部分があって…(笑)疾走8ビートやスコスコ2ビートです。親や恋人の前では聴くことをすすめないサウンド(笑)
 あ〜やっぱメロディが放牧的でお国柄か?フィンランドだよ〜!!ハマル人はハマル…そんな名作アルバム。
KLAMYDIA  『 TRES HOMBRES 』  LP   STUPID TWINS
 91年にムーミンみたいな絵が書いてあるSUTUPID TWINSからリリースされたブツ。こちらは初期のシングルの大半を収録した一枚。あとから、『LAHJATTOMAT』ってシングル集がでたので、そちらのほうが上記の4枚のシングルは網羅されているので、そっちがおすすめ。
 KLAMYDIAはリリースも多く、アルバムに対する収録曲も多く、一曲一曲が短いせいか、または曲調が似ているために、聴きおわった後(何日かすると)忘れてしまうと言うように、曲が耳に残らない曲も多いです。 そんな時また聴き返すと、結構曲良いじゃん!とか再確認し、なんか幼心の懐かしい気分にさせてくれます。聴き返すたびに好きになります。
 このKLAMYDIAは3コードパンク〜ラモーンパンク等といわれている事が多いと思うのですが、活動時期が80年後半位から活動しているのでそう言うラモーンパンクの歴史的部分では最高ですね。 また、言葉がフィンランド語というせいもありフィンランドのバンドというところから独自の存在なのだと思います。(03/July)
KLAMYDIA 『 LOS CELIBATOS 』  CD (STUPID TWINS)
 これ91年に出た2ndアルバム。この頃からはメンバーも4人編成になりまして、ギターにVUOKKOとか言うスンごいパツ金のロン毛が加わっています。パンクに興味の無い友人が来宅した際、部屋にLIVE PICTURE LP(TEENNAGE LABEL)がばれてしまい…(しまった〜)、友人の目にはこのVUOKKOが女に見えたらしく『この人女の人?』って聞かれました(笑)。正に心がひとつになれた瞬間! 
 また、こいつの加入によりVESKUが単独Voを取る事になってもうどうしようもありません(笑)。 その後VESKU JOKINENは更にパンチを効かせてフン張り過ぎたボーカルを取る事になります(死)。 くだらない事を述べすぎました、反省します。
 このCDは全27曲入りでして3人時代のシングルの『HIHHULIT TULOO』と『SAYNAVAYNAVIA』に収録されている曲全てが収録されております。 しかし、ジャケットを見るとA、B面合わせて19曲と読み取れるのでもしかするとシングル収録はCDにだけかもしれません。
 曲の方は1曲目から『ミナオレハ〜ゲ!』と信じられないくらいの暴挙に出ています。また5番を聞くとDudoos、Nobodys好きの感覚な人はナヌ〜!?と言うようなフィンの民謡アプローチなメロディーが聴く事ができます。
 1st『ALPEE』と比較するとこちらの方がスピードは抑え目で、歌に重点を置いているような印象を受けました。音はまろやかで丸くなったような音ですね(笑)、ってどんな音なんでしょうかね(笑)!?  僕
は1stもどちらも好きですが、シングルが聴けるのでこちらもおすすめアルバム。買う価値は…です(ふふふ)。(03/July)
KLAMYDIA 『 PAA KINNI PAINAJAINEN 』 CD (KRAKLUND)
 絶対、恋人、親類、友達に見つかってはいけないレコード…それはKLAMYDIA史上、いやラモーンパンク史上に残るであろう名ジャケットの3rdアルバムであります(恐らく92年リリース)。メンバーもSHITSI(Ba)って奴に替わったもようです。
 こちらはCDからのスキャンなのでジャケットの『KLAMYDIA』のロゴがショボイであります。またLPは各メンバーのお尻の割れ目一つずつに『K・L・A・M・Y・D・I・A』と記されています。恐らく一番右のがVESKU JOKINENのでありましょう(笑)
 LPは19曲収録でありましてCDは27曲であります。そのうちLP未収録の曲は『TRES HOMBRES』に未収録の初期シングルの曲何点かが入っています。
 さて、本作の内容も前作の延長線上にあると思われます。 しかし、曲の中ではテレビゲームの音(!?)や世界一の電話メーカーをもつ国だけあって曲に電話の音を利用しています。 凄いのが、この電話の音が曲にマッチしているところです。
 本作も曲中にヴェスクが唸ったり、動物が鳴いたりと、正常な人間には理解不能もうどうしようもない内容ですが(笑) 心地良いテンポでのんびりとノリノリな曲もあり、5・18番と名曲もあります。 
 俺はKlamydiaは決して他のバンド以上にレコード回転率が高いバンドでは無いのですが聴いていると、フィンランド語で歌っているっていうのも手伝っておかしくって、ほのぼのとして憎めなく、好きになるんですよね。(03/July)
KLAMYDIA 『 MASTURBAATIO ILMAN KASIA 』 CD (KRAKLUND)
 いつもKLAMYDIAを思い出す時、聴く前はつまんないバンドだよな。と思うんであります。しかし、何故か音源に手が伸びてステレオからの音を耳にするたびに、何故だろう!?摩訶不思議現象、これが良いな〜、ってほっとするような気持ちになってしまうのであります。RAMONEパンク界の七不思議の一つであります。
 93年にリリースされた4枚目のアルバムかと思うのですが、どうでしょう!?ちなみに20曲入りですよ(嬉)。
 中身の方はと言うと、前回の方が音が若干分厚くなっていますが、はっきり言って気になりません。ボクの感覚ではOK。
 曲の方は基本は3CHORDであるもののWeasel先生やQUEERS等とは全く違った、独自のRAMONEスタイルですので、嬉しいです。 また、ライブでもお馴染み名曲「Just for you(英語で表記されているけど歌はフィン語)」が収録されています。 また、今作は前作よりもギターソロに北欧特有のメロディが含まれている印象を受けました(4、11、16曲目とか)。 その上、8曲目の「tosi mias」はそのまんまだけどかなり良い曲であります。
 KLAMYDIA、未だに良いのだか悪いのだか分かりません(笑)。 とにかくアホという誉め言葉が似合います(笑) (03/Sep)

RECORD STUDY