TS-2108 ターボコート

Q1.一般的に想定されたターボコートの塗布面積とは?
A1.
膜厚
(μm)
1ガロン(約3.8L)
当たりの塗布面積
(m2
2.5 1490.2
12.7 298.2
25.4 148.6
50.8 74.5
76.2 49.7
101.6 37.3
127.0 29.8
152.4 24.8
177.8 21.3
Q2.在庫品は塗布する際に粘性が強すぎる場合がありますが、
  粘性の異なる製品は他にもあり ますか?または適正な粘性に希釈できますか?
A2. 粘性を希釈する薄め液を、薄める度合いに応じた特別注文として提供しています。バルク製品の3種類のコーティングはTS-2105薄め液で希釈可能。
Q3.一般的にコーティングを使用している時に基板上に”白っぽい塊や泡”のような物を発生さ
  せてしまう原因は?
A3. 使用する用途に限らず、湿度の高い条件の下ではコーティングからグレー、または白っぽい塊が発生する。エアゾールの使用による白っぽい泡も同様の原因によるものです。下記の対処方法を参照してください。
  1. 可能であればサブストレートとコーティング材を使用する時ほぼ同じ温度になるよう設定してくださ い。
  2. 相対湿度が60%以上での使用は避けてください。高湿度はコーティング樹脂を変色させ、他物質を硬化させます。外観だけでなく、コーティングを施す材料への接着に影響を及ぼす可能性が高まります。
  3. 塗布後に泡立つようならば、(特にシリコンの表面上では)塗布面積を広くします。例えば、基板に近距離 から厚く塗布するのではなく、基板から20-30cm離れて軽く塗布し2-3回重ね塗りします。
Q4.ターボコートとシリコンコーティングの違い?
A4
絶縁コーティング比較表

TS-2108
ターボコート
TS-2102
シリコンコーティング
耐熱温度 125℃ 200℃
絶縁性 1000Volts/mil 1100Volts/mil
表面硬化 3分(23℃) 60分
完全硬化 15時間(23℃)、20分(60℃) 72時間
対振動性 - 順応