Q1.使用後の空き缶(エアゾール缶)の処分方法は? | |
A1. | 自治体により異なる為、MSDSを参照の上、各自治体の処分方法を確認する。 缶の内容物を噴射、排出させ空の状態にしてから自治体の指示に従い処分のこと。 |
Q2.メーカーのテックスプレー社について教えて下さい。 | |
A2. | http://www.techspray.com/ アメリカのメーカで、洗浄剤やコーティング剤などのスプレー缶を主に製造しており、また電子産業に使われるマスク剤やワイプ、ブラシ、ESD対策のなされたツールや、静電気対策のための製品を開発、製造しております。 環境対策に大変高い関心があり、RoHS指令やReachへの対応も迅速で、アメリカを始め欧州やアジアでも高い信頼を得ている会社です。 |
Q3.耐熱、耐UV、耐摺動性の特性や、高温下でのアウトガスの発生、 成分の転写等の資料 ありますか? |
|
A3. | 耐熱については、155℃下にて7時間のテストに合格。 その他の特性については、試験データがございません。 |
Q4.乾燥時間が摂氏65度で5分とありますが、ヘアドライヤー等で乾かすことができますか? | |
A4 | ドライヤーの温風で硬化時間の短縮が可能。 |
Q5.LCDディスプレイなどの画面に塗布していいのでしょうか? 帯電防止の持続性はどの程度でしょうか? |
|
A5. | LCDディスプレイへの画面に直接塗布は、反射や透過率への影響が考えられる為、推奨いたしておりません。 ディスプレイ保護フィルムなどの上に塗布していただくようお勧め致します。 ディスプレイ保護フィルム表面上の加工であれば、永久的に効果を持続します。 本製品は半導電性のアクリルコーティングを加工することで、帯電防止効果を実現しております。 |
Q6.化学的侵食性は、どのようなものでしょうか? 工場のクリーンルームで使用することは可能でしょうか? |
|
A6. | 少量ですがブタンやメタノールが含有されております。 スプレー缶内に、アクリルを溶解するための成分が入っておりますので、その成分が侵食性を持つ可能性があります。 一度、目立たない場所や同素材のサンプルにて試験的に塗布を実施してください。 クリーンルーム外にてコーティングを施し、完全にコーティング膜が硬化した後であれば、 クリーンルーム内でのご使用に問題はありません。 アクリル製の膜が破損もしくは剥がれないかぎりは効果を持続しますので、コーティング上を水拭き清掃などをされても、すぐに効果がなくなることはありません。 ただし、汚れなどがありますと効果が発揮されませんので、定期的な清掃が必要です。 表面の使用頻度にもよりますが、心配な場合は、1〜2年に一度、再コーティングしていただければ効果を引き続き持続します。 |
Q7.塗布する際、コーティング膜は厚めのほうがより静電防止に効果があるのでしょうか? | |
A7. | 推奨コーティング膜厚は、乾燥前で2mil(≒50.8μm)、乾燥後0.2mil(≒5.08μm)程度です。 十分効果を発揮いたします。 コーティング膜を厚塗りや重ね塗りをすることで効果が高まることはなく、コーティング層が灰色がかった仕上がりとなってしまいます。 |