・カウンセリングはメンタルが弱っている人だけに必要なものではありません。
誰でも,気持ちが沈むことはありますし,今よりもっとアグレッシブになりたいと思うときもあるはずです。
アメリカの経営者がカウンセリングにより,モチベーションを高く維持し,目標を達成していることを聞いたことがあると思います。
メンタルがマイナスの時もプラスにしたい時も,維持したい時にもカウンセリングは有効なのです。
・でも,カウンセリングってどんなことするの?と不安に思っている方がいるかもしれません。
カウンセラーは,人の心に触れ,その人の独自性を共に認め,創造性を発揮していけるよう支援します。
そのためにカウンセラーは,専門的な知識といくつかの技法を身に付けています。
カウンセラーは,その人に合った技法を用いて,メンタルの改善のために来談者様と協働します。
・どんな技法があるのでしょうか。
技法は心理療法と呼ばれ,大きく分けて,精神分析療法,人間性中心療法,そして認知行動療法の3つがベースになっております。
そのカウンセラー(セラピスト)によって,得意や専門とする療法は異なります。
(因みに当なすのカウンセリングオフィスでは,人間性中心療法を中心とし,必要に応じ認知行動療法やコラージュ療法を取り入れます。)
・最も大切なことは,技法をうまく使いこなすことではなく,来談者様が心の改善を自覚し,自律して前向きに生きていけるようになることではないでしょうか。
自分の過去のトラウマを知り,カタルシスを得,認知的傾向と行動を改善するだけでなく,それを自律と生きる力に繋げられるよう支援するのがカウンセラーです。
カウンセラーは,自律して走るランナーに寄り添う人生の伴走者といえるのではないでしょうか。