仲間と共に作り上げたもの
 「相模原市体操協会の20周年にオリンピック選手達を招待して演技会をやろう」という夢を持ったのは5年ほど前になります。そのころはまだ遠い夢でした。2年前に実行委員会を立ち上げて準備に入り、夢が現実に近くなった頃から現実だからこその大変さも出てきました。実行委員会では市民の皆さんに感謝を表す会だから入場料は取らないでやりたいという意向が強く、同時進行した記念紙部でもスポンサーはつけないでやろうということで決定しました。自分たちが20年間で蓄えたすべてでこの20周年を作り出すことになったのです。

 そのために選手や監督の皆さんをはじめ、日本体操協会や神奈川県体操協会、相模原市体育協会の関係者にご迷惑やご心配をおかけしてしまいました。大変恐縮しておりますが、同時に暖かい応援をして下さる方々も数多くあり、一つの事業を成すことにより多くの人の心がこの相模原市に集まったのだと感じております。おかげさまで「ジムナスティック・フェスティバル」は盛会のなかで開催することができました。それぞれの方に感謝しても感謝しきれない気持ちでいっぱいです。

 演技会では体操好きな仲間が役員をしているわけですが、その役員が演技会を見られないことが絶対に無いようにしようとしました。そのことで会場の皆様にご不便をおかけすることもあったかとも思いますが是非ご容赦下さい。終了後、本当にみんなが喜んでくれたことが何にもまして嬉しいことでした。選手・監督をはじめ体操好きな仲間で作り上げたこの演技会は、この相模原に体操を愛好する心をさらに増やしてくれたものと確信しております。今後とも相模原市体操協会へのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
              平成16年9月吉日   実行委員長  淡路 幸男 
 
 ありがとうございました
  相模原市体操協会