ムチウチで悩んでいる方
「ムチウチ」って、よく一口で言いますが、これほど厄介なものはありません。 そもそも、ガン!と衝突され、頸が後ろにそり、腰が伸ばされます。そして、座席から浮き上がりハンドルを胸にぶつけ、勢いがあまると、フロントガラスに前額部を強打します。ですから、簡単に「ムチウチ」ですと、診断し、レントゲンを2枚くらいとって終わりという場合は要注意です。 そもそも、急激な衝突により、頭が後ろにそり、前に飛ばされ、右や左に回転したりねじったりした場合、「1箇所だけ怪我をした」というのは、むしろ考えづらいです。もちろん、頚椎や頸髄がやられやすいですが、頸から出ている筋肉や人体やそのほか多くの神経の繊維がやられていないわけがありません。
事故後、ムチウチだろうと思ったら、お医者様に必要ないといわれても、6箇所からのレントゲン、頭部のCT、頚部のMRIなどはきちんととっておきましょう。交通事故で発症するむち打ちとは?記事一覧
むち打ちによる障害
鞭打ち損傷によって発生する障害 そもそも、「むちうち」という呼び名は診断名でなく、損傷の起こり方を示しています。 なので、一言で「鞭打ち症」という診断で片付けてはいけません。鞭打ち症は主に4つの診断に分けることができます。(下に行けば行くほど重症)診断名頚椎捻挫型「頚椎捻挫」←鞭打ち症と呼ばれる約...
病院で行うむち打ちの検査
ムチウチ症患者に必要な検査何回もお話をさせていただいているとおり、ムチウチ初期の検査はしっかりしておきましょう。事故当時の状態がどのようか分からないと、もし後遺症が残った場合、事故当時どのくらいひどい事故だったか判断されません。また、後遺障害の認定のためだけでなく、完治に向けて、しっかりと多くの検査...