交通事故から受任に至るまでの経緯及び問題点
片道2車線のカーブをオートバイで走行中、右側走行中のタクシーの急な進路変更で、側面に衝突。頸椎捻挫、左足関節捻挫と診断されました。
治療半年後、治療打ち切りの話が保険会社から切り出される。どうしたらいいのか分からず、当事務所に相談しました。現状では、仕事もできない状況であり、失業手当もなくなり生活も困窮。当事務所ではまだまだ通院も必要だと判断しました。
対処方法
検査が不十分であったため、転院をすすめ新たな治療および検査を受けていただいた。
その結果、今まで見つからなかった骨片が足の中から見つかり、その後13カ月の治療を継続し、その間の失業手当も受領することになりました。
後遺障害の申請結果
小さな骨片は手術でもとることが難しく、「局部に頑固な神経症状を残す」として、12級が認定されました。
示談金額
(既払い金を除く)
保険会社提示額(後遺障害認定後) 471万8457円
交渉結果 753万8840円
当初の診断結果のままだと、取れても14級のところ新たな骨片の発見により12級が取れました。
賠償額も大きく増額しました。
一言
自分で後遺障害の申請をする前に、相談していただけてよかった。
また、転院をすることにより、解決までに1年以上かかってしまったが、今まで発見できなかった骨片も発見することができた。
今回、受任から後遺障害の認定、示談終了まで2年以上経過しましたが、その間、依頼者も転院、治療、示談とよく頑張りました。
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