ただ今、空気銃に関しての掲載を、諸般の事情により一時中止しております。

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Viper AirRifle(バイパー)

 口径.5.5mmで60ft(フットポンド)を叩き出す本物のハイパワー空気銃 本物とは二発三発と順次撃って行っても弾速は落ちません。
世界中のハイパワー空気銃を検証しても この様な弾速曲線を描くハイパワー空気銃は希です。
 通常50ftになると 撃つ毎にその弾速は減衰して行きます 例え高性能ハイパワーと訴っていても 残念ながら弾速の減衰は避けられません。
 CTCの技術力は パワーユニットに現れます バルブ形状 バルブシート面とその材質 排気ポートとその流体効率を最大限の効果で製作しております。その結果 極軽いハンマースプリングでハイパワーを出力できます それは主にバルブ形状とサイズ及び材質で決まってしまいます。通常のバルブは 200kgの圧力を受けている面積が極端に大きく出来ております それは少々の異物混入や損傷に耐えようとするメーカーの考えでしょうが それはクレーム処理を限りなく少なくしたいメーカーの常識かも知れません。
 しかし CTCは精密性を増し その危険が有ったとしても 操作効率を優先いたしました 例え万一壊れても 我々はいつでも無償で修理できる体勢と壊れない自信が有るからです。 現実に未だ一丁もそのクレームはありません。

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ただし!!安定した弾即域が大きいことは確かに30m前後の近射では効果的でしょう。しかし、それ以上の 特に80m前後ではかなりの精度が必要となりますので、5発前後でのタンク圧復帰をはかるべきです。遠射には高精度な一発目が肝要。安定した弾速域が大きいことは、高精度での一発目が選び出しやすいと言うことです。さんざん撃ったあげく、ここ一番と言うときに不確定な弾速域(圧力)を選ぶべきではありません。
 弾速が同じでも着弾精度と完全には一致しません。撃つほどに条件は変化しております。意外とポンプ銃やピストン銃が安定した着弾が得られるのは、一発一発同等な発射条件が回復しているからです。勿論、銃に対しては最高の気配りをしていなくては実現しない高度な世界です。PCP(プリチャージ銃)は確かにこの点では有利です。有利ならばそれなりの高見を目指しましょう。
 また、ハイパワーは決して獲物に対しての破壊力を目的としているわけではありません。高精度を要する場面での空間に存在する悪影響条件に対抗するものです。
 10フットポンドでも急所に当たればカモでも捕れます。

ViperU
Viperの特注品です
 左写真のはユーザー自作の銃床を使っております。 
の特徴は シリンダー タンクが二段になり その容積を大幅に増やしております。
 容積を増やす主な目的は 高精度着弾領域の拡大です。
従って超遠射などの 高水準な安定性を求めるには断然その機構が有利になります。

Viper詳細
決して急がず、確実な加工精度に心がけております。
サイドレバーは通常鋼に劣ることのないアルミ材を
精密加工しておりますので
軽量細身ながら、その耐久性には
我々自身が習慣的に使った結果
その結果が出ております。
壊れたことがありません!
なんと細いメイン激発スプリング!
こんなものであの60F(フットポンド)ものハイパワーを
叩き出せるのか!
パワーユニット内のバルブシステムが違います。
欧州有名メーカーとの比較では、半分以下の圧力しか受けない
バルブになっております。
サイドレバーが軽く引ける訳です。
これは連発性に大いに貢献しております。
マルチポート
銃腔内に圧力が可能な限り抵抗なくスムーズに流れ込むよう
また、弾底部に平均した圧力分布が得られます。
細身のインナーバレル
特に高精度のバレルを装備致します。
ケプラーアウターバレル
特殊加工によりマズルキャップを装備しております。
バランサーなどのオプションを正確に取り付け出来ます。
また、クリーニングの際には取り外して行います。

このシュラウドバレル(二重銃身)の場合、外せないメーカーがありますが、
クリーニングはしないつもりなのでしょうか?
バランサー
通常後付で装備すると、着弾に変化が起きますが
これは殆ど起きません。
加工精度の勝利です。
なんと小さなトリガーハウジング
おそらく世界最小ではないでしょうか
ブルパップの場合には、これくらい小型にしなくては
スマートな銃床に収まりません。
精密な給弾口
Oリングがありますので、良質な専用オイルが必要
典型的なハイマウント銃
アサルトライフルと非常に類似する形態です。

よく「近射には向かないのでは」ときまれますが、まったく心配ありません。
10m以内でも通常と同じです。
空気銃では弾道的にはハイマウントのほうが有利です。
グリップエンド
金属製エッジを装備
ストックは
デザインの打ち合わせから始まります。
しかし、ブルパップの場合そう多くのデザインが使える訳ではありません
個人の好きなポジションとなるために寸法取りが主に打ち合わされます。
勿論、ユーザーさえ合意ならば、どの様なデザインでも結構です。
50mでのグルーピング
一円玉と比べております。
しかし、同じ銃でも、その日のコンディションによって
着弾精度は違ってきます。
それをコントロールするのが
ハンターの楽しみでもありましょう・・・
Steel Tank :
250kg-cm2


Carbon Fiber Tank :
300kg-cm2
Viper-U :
ユーザー自らストック作り
しかし、どうしても大型太身となりやすく
数回の創作活動も楽しみながら必要かも・・・
.
「空気銃狩猟百貨」
この掲載HP上でも内容を一部流用しております。
Air1 AirRifle(エアワン)
Viper譲りの性能を 殆ど継承しながら Viperの半額近くの低価格で実現します。 
アクション後端部に無段階パワー可変ノブを装備して 無駄なパワーを制御し 着弾性能にも貢献します。
その可変領域の広さはViper譲りの世界一で 無駄なパワーを排除して適切なパワーにより安全な高精度射撃を実現。
エネルギー:10〜50ft-ibs(5.5mm)/ 全長:91cm/ 銃身長:実質60cm/ 重量:3.3kg/ 単発/ ブルパップ    
                                                         税込み¥399,000



Saver7000 AirRifle(サーバー)
合衆国で販売されているSaverとはまったくの別物 
安定した弾速はCTCパワーユニットから生まれます
CTCパワーユニットにより 20発以上を50mで撃っても着弾は下がりません。 
通常50ftものハイパワー銃では 撃つ毎に弾速は下がって行きます。
合衆国で販売されている韓国銃のすべてがそうですが CTCでは安価な銃でも 高級銃並みの性能を求め続けた結果 ついに完成させたユニットなのです。 そして その安定した弾速は 左図の通り25ft並みの弾速曲線を描きます・・・Viperの技術が生きております


Mounts
世界の空気銃
AirArms
Webler& Scott
Theoben
Wiscombe
Falcon
Alros
Daystate
Logun
Stalker
Walther
Brocock
BSA
Skan
Benjamin &Sheridan
RWS/
Dynamit Nobel
AirForce/
Gunpower
Beeman
Winchester
Weihrauch
Gamo
Daisy
Crosman
MIT
CZ
ARS
Sam Yang
Pioneer
Japan
空気銃の種類と形態

         プリチャージ式(PCP)


 空圧を供給するためには、通常親タンクとなるもの、すなわちダイビングタンクが必要である。このタンクは5年に一度の耐圧検査が必要であり、行政の管理下におかれております。
 この銃への空圧供給は、タンクと銃をにコネクターによって繋ぎ、一定量充填すれば完了です。
 ダイビングタンクは充填所に持参して空気を詰めてもらったり、定期検査を受けたりしなければならないので、最近では手押しポンプの使用が目立っておりますが、その場合には是非ともドライ ポンプにして、大気中の水分が銃に混入しないようにした方が得策であります。
 パワーは自在にできますので、世界には数百フットポンドという大動物をターゲットとした、とてつもない銃が存在しており、その奥行きの広さでは群を抜いております。

 PCPの良いところは
  1.ポンプ銃の様に水分が入らない。
  2.パワー、精度、耐久性、連発性に優れている。

 不利なところ
  1.必要なアクセサリーの種類が多い。
  2.高価なものが多い。

      ピストン式(スプリング式)

 コッキングの種類はサイド コッキング(上)、バレル コッキング(中)、アンダー コッキング(下)の3種があり、連発性に優れているのはサイド コッキング式であり、大きな力をかける事が出来るのはバレルコッキング式です。  通常スプリング式と言われていますが、ピストン式と称しているのは、ガスラム式というスプリングを使わず、高圧気体を封入してスプリングの代わりとしている形式があり、共通点はピストンになるので、あえてピストン式と称しております。弾速は口径4.5mmで1000fe/se.におよぶものもある。

 ピストン銃の良いところ
  1.安価なものが多い。
  2.アクセサリー類が少ない。
  3.単発でも比較的連射性が良い。

 不利なところ
  1.重い、長い、単発が殆ど。

         ポンプ式


 アンダー ポンプとサイド ポンプがあり、アンダーの方が力を入れやすいが、サイドはスコープに触れずに操作可能であります。

 ポンプ銃の良いところ
  1.安価。
  2.軽い。

 不利なところ
  1.チャンバーに水分が入り精度に影響することがある。
  2.連射性が悪い。

 シングルポンプ(一回のポンピイングで発射)とマルチポンプ(何回もポンピングして発射)銃があり、前者は主に射撃銃、後者は狩猟銃に多いタイプである。世界的な普及率は今となっては少ないが、国内のファンは多い。

       ガス式(炭酸ガス)

 狩猟用ガス銃では国産銃は世界一と言っても過言ではないでしょう。特に豊和55Gの完成度には目を見張るものがあります。世界的には狩猟用ガス銃はそれほどのレベルではありません。多くのアメリカ製ガス銃などは写真で見るには格好は良いですが、手に取るとその玩具的な質感がどうしても気になってしまう。アメリカではその程度がガス銃の一般的なポジションなのでしょう。
 CTCでは炭酸ガスから空気式への改造(PCP化)をしておりますが、55Gは見事な変貌を遂げ、パワーは申し分ない結果でありますが、残念ながらシャープ製は改造してもそれほどの改善がはかれません。それはハイパワーに見合う構造を持ち合わせていないからであります。


 ガス銃の良いところ
  1.安価
  2.軽い
  3.連発可能

 不利なところ
  1.パワーが低い
  2.低温での悪影響
所  見
 各形式による精度(命中精度)が気になるところでありますが、一般的には同等とみられます。異なる点は、どのような質の射撃をするのかで差が起きます。 勿論、ハンターのレベルや考え方によっての違いが一番大きく、ポンプ銃でも50mを超える距離を克服できる場合と、高性能PCPでも、30mが限界としているハンターもいらっしゃると思います。
 50mまたは、それ以上の遠射においてはPCPに断然有利なタイプの銃がありますが、価格、重さ、操作性がハンター自身の考え方と一致を見ることが第一条件とするならば、ガス銃などは狭い範囲での使い道で、今でも愛用しているハンターは多いです。
 ポンプ銃においては、先進国の中での日本での普及率は今だ高く、世界的には格別な存在であります。この銃の良いところは、何のアクセサリーも要らず、自前で空圧生産可能なことであり、国内の倹約派ハンターから推奨されることは頷けます。ガス銃にも言える事ですが、国産銃であることは何よりも信頼性に繋がっております。ただし、年配者の使用には無理が多い事態がありますので、注意が必要です。
 ピストン銃、現在の国内においては、これほどの個性派はいないでしょう。重さを気にしなければ、精度が安定しているメーカー品もあります。  特にガスラム式は個性的であり、高速で移動するピストンにより、その衝撃は並はずれたショックであります。従って、初心者が使える代物ではありませんが、その衝撃はライフルの雰囲気を持っており、数少ないマニアにとってはこの上ない絶品でしょう。ただし、本家のソーベン社のガスラム式を求めるべきでしょう。それは、他社のガスラムではそれほどの弾速とはならず、複雑で衝撃が大きい割にはパワー不足であり、総体的なバランス不足となるからであります。

 連発性とは連発式(5発)を使えば猟場での悩みが解決する場合もありますが、その前に自身には果たして連発機構が本当に必要なのか考えるべき事態が多いことも事実です。いたずらに連発銃にしても、その連発効果よりも修理で悩むなどという事態にならぬように慎重でありたいプロセスであります。 一番安全で、様々な対応幅が広いのは、意外と単発式で有り、連発式で失敗した例は多いものであります。
 単発でも操作性に優れているサイドレバー式は、練習しない連発ハンターより素早い発射が可能な場合もあるくらいです。
最 近 の 国 内 事 情 と CTC
 現在、国内における空気銃のサービス環境は、ここ十年で改善の兆しがあります。しかし、それは極めて緩やかな進行に留まっております。違う角度からの見方によっては悪くなっているかも知れません。
 銃に対しての説明から始まり、修理、改善とその本質的な日常行為にはもう少し積極的性が欲しいところです。慣れてはきたものの、相変わらず販売を主眼におき過ぎた傾向は依然として続いております。それはCTCに高価な工賃を支払っても修理や改善の依頼者が絶えない状況からも分かります。それはまた、業者さんの空気銃への造詣の軽薄さが伺われてなりません。販売する以上は、各銃種の特徴や取り扱い方の詳細な説明は必要なはずであり、それを省いては起こるべきして起きる不測の事態が増加していくばかりなのです。 そして、供給側で処理すべき修理、改善業務が、ただの部品交換だけでサービス業務が成り立つと考えているとしか思えない状況は、いつまで経っても国内で全てを賄いきる状態とはならない筈です。少々面倒な内部にまでおよぶ手作業や加工にまで、当たり前にこなすことがプロとしての本道でしょう。
 ポンプ銃やガス銃などは昔からメーカーが付いておりますので、安心しておりました。販売側もメーカーに送れば何とかなるので、ただ販売に精魂込めていれば良かったのです。しかし、現在輸入されているプリチャージ銃は、すべて販売業者に委ねるしかない環境なのです。これだけの高値で売るのならば、当然そこには、それに見合ったサービス業務がなくてはならない筈だと私達は考えております。今時、本国送りなどと、平気で客に伝えるのではなく、何とか直そうという意気込みを、販売活動以外にも努力されることに期待したいです。
 CTCの発足動機の原点は、メンテナンス環境を何とか改善することが目標でしたので、CTCで販売する銃に対しては、殆ど無償で直しております。無償という行為にはかなり無理な経済性が秘められておりますが、我々は可能な限り後で修理しないで済むかたちを選びました。それは、販売する前に悪いところを直してから販売することです。現在まで、その結果は歴然としております。殆どが壊れないのですから、ごくたまに起きる修理にも気軽に対応できるのです。
 銃が壊れると言っても、総体的に見ると、それほどの数値にはならないと考えられますが、問題は壊れない理由の多くは、千発撃つまでに至らないハンターが多いことです。これは意外なことですが、この事実が壊れなかった現実の一つなのです。このタイプの射手の殆どは、射撃場通いしておりません。射撃場にも通って、狩猟と射撃をこなしているハンターは正統派でしょう。しかし、正統な行為をするほど壊れる危険性が増すのもごく当たり前の話しなのですが、しかしながら、一度不調に見舞われたとき、何回修理に出しても回復しなければ、どのような事になるのでしょうか。我々の業界不信に繋がらないことを祈るばかりです

 ちなみに、CTCで社外品についての修理代は高価になります。分解組み立てするだけで1万円以上を頂き、それに伴う修理箇所毎に修理項目が加算して行きます。
 希に、修理代が高価なことを訴えられる方々には、我々が抱えている会員客様に精一杯のサービスで臨むには、社外品の方々にはそれなりの代金でない限り、会員へのサービスを維持できない旨をご理解頂いております。

 また、もっと安価に出来るとしても、返って修理すべき業者さんがそれによって徹底した修理技術導入への足がかりを殺ぐものとの考え方も有ります。
  
長浜城博物館空気銃特別展示集